設置・接続説明書

日阪製作所 プレート式熱交換器の設置・接続説明書


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8-2配管施工前に(1)熱交換器のEフレーム側に取り付ける配管を設計される際は、締付寸法の最大値と最小値どちらにも対応できるように設計してください。(2)熱交換器の組立図を参照の上、1)接続する配管と流体が正しいことを確認してください。左右のノズルの材質が異なっている場合は配管接続を左右入れ替えることはできません。2)入口と出口が正しいことを確認してください。蒸気入口を下側ノズルへ接続すると運転に支障を来たすおそれがあります。(3)熱交換器の各ノズルには養生シールまたはベニア板や鉄板を取り付けて出荷しています。配管を接続する前には取り外してください。(4)熱交換器のノズル内部と接続する配管の中にゴミ等がないことを確認してください。(5)締付ボルトヘッドへ取り付けるラチェットスパナや自動締付機が配管や保温カバーに接触しないことを確認してください。8-3配管の施工例下図8-1~8-7に示す配管の正誤例を参照してください。正(GOOD)誤(NG)※1.斜線の配管は固定配管を示す※2.両斜線の配管は伸縮継手を示す[3スプール][2スプール]常設配管が作業の妨げになるメンテナンススペース常設配管は作業の妨げにならないメンテナンススペースメンテナンススペースメンテナンススペース図8-2メンテナンススペース内に固定配管を設けない(曲管)[3スプール][1スプール]図8-1各ノズルに接続する配管は3スプール以上で構成する配管が分解できる配管が分解できない常設配管は作業の妨げにならない常設配管が作業の妨げになるメンテナンススペースメンテナンススペースP11図8-3メンテナンススペース内に固定配管を設けない(直管)


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